家庭から出るプラスチックのほとんどは焼却されている!?
- Plastic Crisis
- 2022年4月28日
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更新日:2022年5月7日

2019年の家庭から出たプラスチックのうち、60.4%は燃料として”リサイクル”され、14.5%は埋め立て・焼却処分されています。発熱量の高いプラスチックは、火力発電などの新燃料として注目されていますが、環境負荷を鑑みるに抜本的な”リサイクル”にはなっていません。(国際的にはリサイクルとして認められていません)
(出典:「廃プラスチックの総排出量・有効利用量・有効利用率」(2019) (一社)プラスチック循環利用協会)
家庭で頑張って分別していたプラスチックごみが、燃料として活用(リサイクル)されていることを知っているのは約40%にとどまります。
(参照:認知度調査 問1−1)
発電などに生かされていれば良い、という見方もあります。一方で、燃やしてしまったものが、水平リサイクルして資源を有効活用できていたならば、どちらが将来的に環境負荷が少なくなるのかは明白です。焼いてしまう前に、再資源化に効率的に回せる率を、上げられないものでしょうか。



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