プラスチックは不適切な処理のまま自然界に放出されると、数百年単位で分解されない

数百年後に、この時代の地層だと断定するのは、プラスチック破片の分解具合かもしれません。

それほどプラスチックは自然分解が難しい素材だと言われています。不適切な処理のまま自然界に流出してしまうと、紫外線や波などで小さくなるものの、数百年もの長い間、分解されることがありません。

海洋ごみが分解されて細かくなる年数

（出典：WWFサイトより抜粋）

そのため、自然界への蓄積量は増すばかり。5mm以下のマイクロサイズにまでなることもあり、自然界の生物が誤飲してしまうことによって、生態系への影響、さらには食物連鎖によって人体への影響も懸念されています。